あ行
アイトラッカー
眼球自動追尾システムのことです。レーシックなどの手術中に眼が動いてしまってもそれにあわせて正確にレーザーを照射することができます。アイトラッキング、アイトラッカー、オート・トラッキングなどと呼ばれています。

アレルギー性結膜炎
花粉やハウスダスト、ダニなどによって結膜が炎症をおこすことです。眼の痒み、充血、流涙、異物感などの症状があり、季節性のもの、通年性のものの他、コンタクトレンズの汚れなどからおこる場合もあります。

イントラレーシック
イントラレーシック(Intra LASIK)とは、マイクロケラトームではなく「イントラレースFSレーザー」を使ってフラップを作成する方法です。フラップの作成はコンピューター制御で行われるため、より精密なフラップが作れ、矯正精度の向上が期待できると言われています。レーシックでは治療できない強度の近視や、角膜が薄い人でも治療が可能、フラップのズレやシワがおこりにくいと言われています。
イントラレーシックは賛否両論があり、アメリカでもレーシックに比べてあまり普及しておらず、日本でもイントラレーシックの治療を見合わせている医院もあります。

インフォームドコンセント
納得診療とも言われ、手術や検査など医療行為が行われる際に、医師はその内容を詳しく説明し、患者はそれを納得した上で行うことです。手術などの内容、予測される結果と成功率、副作用、費用、その他の治療方法など十分な情報提供と説明が望まれています。

ウェーブフロントレーシック
ウェーブフロントレーシック(Wavefront LASIK)とは、人それぞれに異なる角膜などの歪みを測定し、レーザーで矯正することです。人の眼にはそれぞれ異なる凹凸や歪みがあり、眼に入ってきた光はそれによって収差(歪み)を生じます。この収差をウェーブフロントアナライザーで測定、解析し、細かな収差を無くすようにレーザー照射をすることで、通常のレーシックよりもより質の高い視力矯正が可能となります。
手術前にはプレビューレンズで照射パターンによる術後の見え方を確認できます。また、レーシックでは治療ができない強度の近視、乱視の人でも治療が可能です。ウェーブフロントは、レーシック、イントラレーシック、エピレーシック、PRK、ラセックなどと組み合わせることができます。

ウェーブフロントアナライザー
ウェーブフロントレーシックの治療を行う際に、人それぞれに異なる角膜や水晶体のゆがみを測定し、解析することができる装置のことです。

ウォッシュボードエフェクト
フラップを作る際に、その切除面に細かい筋ができ洗濯板のような形状になってしまうことです。

エキシマレーザー
エキシマレーザー(Excimer Laser)とは、混合ガスによりレーザーを発生させる装置のことです。米国のIBM社により開発され工業用として利用されていたものを、1980年代に眼科治療での使用が研究され、レーシックやPRKなどの治療に使われるようになりました。
エキシマレーザーは光の波長が短く、熱を発するものでないため、角膜の表面一部分を正確に除去することができ、眼球内部には影響を与えずに治療を行うことが可能な高エネルギーのレーザーであり、発がん性もないことが確認されています。
1995年、米国FDA(米食品医薬品局)によりレーシックなどの治療の使用が認可され、2000年、日本の厚生労働省(旧、厚生省)により認可されています。

エピレーシック
エピレーシック (Epi-LASIK)とは、マイクロケラトームではなく「エピケラトーム」という器機を使ってフラップを作成する方法です。レーシックよりも薄いフラップを角膜上皮に作ることができます。この薄いフラップはやがて剥がれ落ちて、新しい上皮細胞ができるため、フラップのズレなどはおこりません。
激しいスポーツ、眼に衝撃を受けるようなスポーツをしている人などに向いています。また、レーシックでは治療できない強度の近視や、角膜が薄い人でも治療が可能です。エピケラトームではなくアルコールなどの薬液を使ってフラップを作成する方法を「ラセック」と言います。

エピケラトーム
エピケラトームとは、エピレーシックの手術で使われるフラップを作成する専用の器機のことです。アルコールを使わずに、レーシックのマイクロケラトームよりも薄いフラップを作ることが可能です。

エピセリームイングロース
フラップを戻す際に洗浄不足であった場合など、何らかの原因によりフラップの下に角膜上皮細胞が入り成長することです。角膜に混濁が生じたり、乱視が生じる場合があり、再度フラップをめくり洗浄する必要があります。

遠視(えんし)
遠視は近くのものがぼやけて見える状態、屈折遠視と軸性遠視があります。
屈折遠視は、眼に入ってきた光が角膜や水晶体の屈折力が弱すぎるために網膜よりも後ろで焦点が合ってしまい、遠くのものは見えても近くのものがぼやけてしまうことです。
軸性遠視は、屈折による異常はないが、眼軸が前方に短くなってしまっているため、網膜の位置も前にずれてしまい焦点が合う位置とずれてしまっている状態です。遺伝の関係もあると言われています。

円錐角膜(えんすいかくまく)
角膜の中央部が円錐状に突出してくる疾患です。原因は不明、思春期に発症することが多いと言われており、強度の近視や乱視などの視力障害を伴います。アトピー性皮膚炎やダウン症候群に合併することが多く関与が疑われています。進行は個人差があり30歳頃には止まることが多く、左右の角膜の突出の程度も違ってきます。突出が強くなると、デスメ膜が破裂し角膜内に浮腫を生じる場合もあり、重度になると角膜移植が必要となります。

オートレフラクトメーター
眼球に赤外線の光を当ててコンピューターにより自動で、球面度数、乱視度数、眼の屈折度数(乱視、近視、遠視)などを測定する装置のことです。自動検眼器とも呼ばれており、メガネやコンタクトレンズの作成、レーシックの検査などで使われています。

オルソケラトロジー
オルソケラトロジー(Orthokeratology)とは、特殊な高酸素透過性ハードコンタクトレンズを装着して矯正する治療です。就寝中に、特殊なカーブをした高酸素透過性ハードコンタクトレンズを装着することによって角膜の形状を正常な形へと矯正していきます。朝にレンズを外し、日中は視力が回復し裸眼で過ごすことが可能です。
レーシックなどのように手術の必要は無く、角膜を傷つけることもありません。永続的な効果はないため、レンズの装着をやめると元の視力に戻ります。中程度までの近視治療に効果的で、レーシックを受けられない若年層でも治療が可能です。



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