レーシックの効果とリスク
レーシックの効果
レーシックの効果は人によって差があります。レーシック手術を受けた人の多くは、メガネやコンタクトレンズを使用している時の視力程度まで回復しています。角膜をレーザーで削る手術なので、厚みのある角膜と薄くなっている角膜では治療の効果の差がでることもあります。
手術後から回復までの期間も人によって差があります。視力の回復は術後の早い段階で見られますが、安定するまではドライアイの症状がでたり、ハロ・グレア(夜間や暗いところで光がまぶしく感じたり、光のまわりがにじんで見えること)の症状がでたりする場合もありますが、術後の一時的な症状なので、適切な処置、ケアを行っていれば数ヶ月から1年程度で改善します。

レーシックのリスク
レーシックはアメリカをはじめ世界中で行われている安全性の高い治療ですが、合併症が出る場合もあります。実績があって設備の整った眼科、事前の検査やカウンセリングでしっかりとした対応、説明をしてくれる信頼できる医師と出会うことが手術の成功に繋がる第一歩です。
レーシックの合併症には下記のような症状があります。

(ドライアイ)
角膜の感度が鈍り、瞬きが減少し、表面が乾きドライアイの症状がでる場合があります。医師から処方される眼薬などの治療で数ヶ月で改善します。

(ハロ・グレア)
光のまわりがにじんで見える現象をハロ、夜間や暗いところで光がまぶしく感じる現象をグレアといいます。多くの場合は数ヶ月から1年程度で改善します。

(コントラスト)
夜間や暗いところで視力が低下して見えたり、映像の明暗の違いが低下して見えることです。

(スターバースト)
夜間に光が放射状(星状)に滲みまぶしく見えることです。

(層間角膜炎:DLK)
フラップと角膜実質層の間で炎症がおこることです。通常は点眼薬や内服薬で回復しますが、重度になると視力の著しい低下などを引きおこすためフラップをめくって再度洗浄が必要になります。

(フリーフラップ)
レーシック手術の際に、フラップの繋ぎ眼(ヒンジ)を残さずに完全に切り離してしまうことです。角膜が小さい、形状が平らな場合や、マイクロケラトームの精度が不十分な場合などにおこりやすいと言われています。

(フラップの異常)
手術の際に作ったフラップがずれてしまったり、シワができてしまった場合には不正乱視の原因となったり、感染症を引き起こす場合があるので医師による治療が必要です。

(近視の戻り)
ごく稀に、視力が戻ってしまうことがあります。強度の近視の人に多く見られる症状で、1年以内に発生することが多く再手術などの治療があります。

レーシックに向かない人
レーシックは全ての人が受けられるものではありません。医院ではそれぞれ適応基準が決められており、事前に適応検査などを行って判断しています。
不適合となる理由には下記のようなものがあります。

・年齢が20歳(18歳)未満の人
・妊娠、授乳中の人
・緑内障、白内障、網膜剥離などの眼に疾患のある人
・角膜の厚さが不十分、近視や乱視が強過ぎる人
・糖尿病、膠原病、アトピー性疾患など内科的疾患のある人
・角膜に疾患のある人、または服用中の薬などで疾患をきたす恐れがある人

その他にも不適合になる基準は医院によって異なりますが、適合検査で異常がなければ医師と相談して手術を受けられる場合もあります。しっかりと相談して良い治療方法を選択しましょう。



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